家事家計講習会

11月17日(金)

家事家計講習会1日目。

10時10分前になってもお客様が・・・・・青ざめましたが11人のお客様と会員5名。ちょうど雨が降り出し、それもひどい雨で幼児連れの方はあの坂道大変だったでしょう。

10時 総リーダーの挨拶で始まりましたが、友の会のこと、羽仁もと子さんのこと、婦人之友、明日の友と短時間によく紹介していました。                              まずは≪若い家庭の経済≫                                  ◎しっかりとらえた私の家計  発表のIさんは、お子さんのインフルエンザ高熱で欠席。彼女の家計を一緒に考え掘り下げていったKさんが原稿を代読しました。単なる代読ではないのでしっかり伝わりました。中学生、小学生二人の子ども3人の学校教育費・家庭教育費の内訳。子どものこづかいの金額のこどものかかわり方も子ども部のNさんの話も含めて「こどものこづかい」の大切さを、子どもをひとりの人格として見続けた羽仁もと子さんと共に再確認出来ました。

◎子どもの自立はこづかいから  大学生二人の経済をSさん。22年前から子どもの自立に向けて夫婦で考え生活してきたことが、教育費の山だった(大学4年生と1年生)今年をむかえて乗り越えたことに繋がって、賞賛です。幼児を持つお母さんには想像もつかない金額だったでしょうが、聞いてよかったという声がありました。

◎食費予算は私の適量  Iさんの主婦一人の目安の量と金額から,Iさん一家の食費予算をKさんが説明。給食の分を予算から引いたりと、面倒なこともありますが、家族の健康は食事からですから、大事な予算です。友の会では一番に予算を立てるのは食費です。教科書の食品4群のどれが欠けても健康は保証できません。お金がなくて苦しいからと食費を削るのは悪です。

◎一緒に家計簿をつけよう  当座帳に見本のレシートを写していきます。牛乳だから副食物費のフ、醬油だから調味料のチ、楽しいわねという方もいらっしゃいました。紙の家計簿ではなくスマホにkakei+のアプリを入れると計算も早いですよ。12月までに登録すると2か月無料ですと宣伝。

◎SDGs私たちの取り組み 真の合理的生活を目指し 家庭から社会へ きれいな地球を次世代へ≪A≫今の生活をよりエコに                                ≪B≫自然な生活                                      ≪C≫共に生きるーつながりを大切にする生活ー                          ≪D≫ものの命は最後まで                                  ≪E≫プラスチックフリーライフ                               Ⅾの「生ごみはコンポストへ、そして土へ」を実演しました。                 機材を買って帰られた方がいて嬉しかったです。

 

午後は≪高年家庭の経済≫ 13時より                            ◎総リーダーの挨拶                                    ◎子どもや孫との関わり                                  まずは・我が家の家計  総収入や純生活費の表を見ます。                  次は70代夫婦二人の年金生活とお子さんやお孫さんとのかかわりを、Fさん。家庭菜園や家族旅行など和やかな生活の中で、今年の9か月平均からの来年予算を話します。            ◎食費予算は私の適量  主婦一人の目安の量と金額(これは九州部の会員が毎月10日間の買い物調べから100g単価を出します。そこからFさん家族の食費予算が出てきます。

◎一緒に家計簿をつけよう  当座帳に1枚のレシートを書き写していただきます。食費というひとくくりでなく副食物費、主食費、調味料費と書いていくと、面白いわねの声も。kakei+の紹介も。

◎SDGsは鍋帽子の机上講習です。                            ・メニューは手羽中と白菜の煮込み・茶碗蒸し
カリュウムが豊富な白菜を4分の一も使う(4人分)煮込みも沸騰して弱火で5分したら止めて鍋帽子かぶせたら簡単です。茶碗蒸しも材料さえそろえて、卵2個で4人分作れます。すも出来ずふっくらとおいしそうに出来上がりました。

◎ちっぽけな私でも社会の中で一役しています。  司会との掛け合いで進みます。       47年前の幼児生活団長男4歳ぐみから始まった友の会で、羽仁もと子さんの「子どもも一人の人格です」「子どもの力を信じましょう。おとなは子どもが自分で伸びようとする手助けを」の思想に共感して、30年前から自宅を解放して、子どもたちと遊んでいるKさん。絵本の力を感じたことで絵本講座を福岡で1年間受講、それが縁で「テレジンの小さな画家たち詩人たち展」を友の会の協力も得て、2010年から始めました。東北大震災の2011年も小学校などでも展示会をしました、石巻のある小学校で絵本を読んでいた方が絵本全部流されたと知り、ホームレス支援機構の協力も得て400冊の絵本をそちらに送りました。小学生のメッセージを全部の絵本に張り付けました。その作業をした倉庫が、現在の北九州抱樸館で、そこから正会員になり「希望のまちプロジェクト」の応援も。また脱原発の署名活動も毎月11日に続けています。
79歳ですが、友の会の食事の目安量や適量に助けられて、元気です。青菜を摂ったかどうか一目でわかるように毎日のご飯をノートに描いています。趣味です。                   それにひとりではできないからみんなに助けてもらっています。小学生の自殺が多いですが、助けてと言えなくて!それはおとなが「助けて」と言わないから。だから私は助けてと言います。助けてもらわなければしたいと思っても出来ません。人の役に立っているかどうかわかりませんが楽しいから助けてもらえるから活動できるのでしょう。と。

18日は午前と午後が変わります。