2月中高生の生活と教育を考える会

「春遠からじ」

2月25日(土)20時~

今夜は生活部のKさんと子ども部のKと中学生高校生の母noriさんの3人でした。

読書は婦人之友2月号羽仁もと子著作集『友への手紙』より抜粋の

「春遠からじ」輪読しました。

1948年2月に書かれた文章です。戦後の辛いときに

「自然界の春は自然の力でおとずれてくる。しかしながら人間世界の春は自然には来ない。」

「天力を信じて、勇みつつ感謝しつつ、私に与えられている人力を徹底的に発揮しよう。のみならず、多くの同志と助け合って、実際に一歩一歩、この世の中を明るくしてゆくことを、一そう切に努めよう。」と呼びかけられています。

2023年2月、ウクライナ侵攻は1年も続いています。トルコ・シリア地震の大災害など人間世界の春はずっとずっと先のことのように思われます。だからこそ「この世の中をあかるくしてゆくこと」を私たちは努めなければなりません。

ほんの小さな力ですが、3月4日(土)に友の家フェスタを開くことが、その一つになるよう願います。

noriさんはパンを焼いてフリマに出しています。皆が買えるようにと安くしているので材料費が出るくらいで儲けにはなりません。インスタで焼きあがった塩パンの写真を見ましたが、とても上手です。香ばしくっておいしい(本人談)。これも世の中を明るくする一つでしょう。

9時になって遠方でなかなか会えないAさん参加。みんなで「顔が見られてよかった」と喜びました。

次回は3月25日(土)です。