今「コンポスト生活」始めどき!

今です。北九州友の会は、励んでいることとして先日九州部生活勉強会でC02のことに絡めて、段ボールコンポストの取り組みを発表しました。
6月22日の北九州友の家での勉強会でも、その発表を伝えました。
タイムリーに新聞でもコンポストを掲載していたのでおしらせします。

楽しい”半径2メートルの食の循環”

おしゃれなコンポスト容器です。

コンポストに生ごみを入れ微生物さんに食べてもらったら、CO2はゼロです。水分80%ですから、残り20%の生ごみは微生物さんたちが食べて土にしてしまうからです。
こんな素晴らしい仕組みをほっとく手はありませんよ。

基材はピートモスと籾殻燻炭(もみがらくんたん)です。3対2の割合でいれます。ただし、段ボールは2層です。一重の段ボール箱では、80%の水分を放出できず、ふにゃふにゃになります。さらに底には、底板用の段ボールを一枚入れて補強してください。これを忘れると底に穴が開きます。何しろ80%以上の水を含んでいるのですから。
最初はサラサラですが、しばらく生ごみを入れていて最善の状態は、一掴み掴んでぎゅっと握っててを開いた時、固まっていることです。手を開いてすぐにぱらっと落ちるのは水分が足りません。牛乳瓶を少しの水ですすいでそれを投入とか工夫してください。

分解が遅くなったら、もう微生物さんは満腹です。閉じて1か月くらい熟成させます。
そのあいだ、3回くらい水を足して嫌気菌さんが働くのを助けます。そうしたら堆肥の出来上がり。

コンポストが出来たけれど、これをガーデニングする土地もベランダもないわ!

北九州では環境ミュージアムが引き取ってくれます。循環の授業をしている小学校でしたら、喜んで肥料をもらってくれますよ。

虫が‥‥きちんと布カバーか不織布カバーをかけておけば大丈夫。生ごみを入れたら混ぜてよくかぶせて生ごみが見えないようにしておくこと。珈琲滓、お茶殻を上にばらまいていたら、その匂いが嫌いで虫は寄り付きません。もしウジ虫が・・・・大きなビニール袋にそっくり移し替えて口を縛り、炎天下に(車の上が最適)置けば1~2日で絶滅。また容器に戻して再開できます。

匂いはタンパク質(魚の内臓とか)が多いと、1日くらいはアンモニア臭がします。でも、分解が進んで温度も高くなると匂いは消えます。台所に置いている方もいます。すぐ生ごみが捨てられるからと。微生物さんは小さいですから、生ごみはできるだけ小さく刻んで投入してください。卵の殻はできるだけ小さく・・・・・細かくすればするほどグー。

中が、室温より2度以上高ければ分解は進んでいます。使った油と糠を混ぜておいて、温度を高くして分解を早めたいときに使う人もいます。ただ糠は虫が大好きです。